26日後場の東京株式市場で、日経平均株価、TOPIXとも小高い水準でのもみあいとなっている。日経平均は小反発し7700円台で推移している。 決算 発表本格化を前に積極的な売買が手控えられるなか、為替の落ち着きを手がかりに輸出関連に買戻しが見られている。先週末急落の反動もあるという。 13時 現在の出来高は概算で9億5761万株、売買代金は6047億円。値上がり銘柄数984、値下がり609銘柄。大・中・小型株はいずれもプラス。業種別で は33業種中20業種が値上がりしている。上昇率の上位は海運、証券、紙パ、保険、空運で、一方、不動産、その他金融、ガラス、機械、鉄鋼が値下がり率の 上位。 ホンダ、シャープが切り返し、パナソニックもしっかり。DRAM市況改善期待でエルピーダが買われ、決算発表を控えた信越化学が堅調、ティーガイ アが格上げ以降続伸している。一方、トヨタ、ソニーは軟調。コマツが下げている。先週赤字転落見通しを発表した大紀アルミ、午前に決算発表の延期と下方修 正を出したSMKが値下がり率上位。午後今期大幅減益見通しを発表したキヤノン電子が下げ幅拡大している。
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